完全室内飼いの猫が脱走してしまった、そんな時どうしたらいいのかどこを探したらいいのか分からず途方に暮れてしまった経験はありませんか?
「野良猫に襲われていたらどうしよう」
「車に轢かれていたら・・・」
外の世界を知らない室内飼いの猫だからこそ、とても心配してしまいますよね。
この記事はどんな場所を探せばいいのか?探すコツは?など、室内飼いの猫が脱走してしまったときの探し方について、我が家の完全室内飼いの猫が脱走してしまったものの、無事に見つけることが出来た経験をもとに書いています。
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完全室内飼いの猫が逃げてしまった時に探すべき場所
室内飼いで外に出たことがない猫の場合、よほどパニックになって家を飛び出したのではない限り家の近くに潜んでいることが多いです。
むやみやたらに遠くまで探しに行っても見つかりません。そこでまずはこんな場所を捜索してみましょう。
庭・駐車場など自宅敷地内
まずは庭、自宅の駐車場など自宅の敷地内を探してみましょう。
我が家の場合庭が広く、物置やガレージもあるのでその中もくまなく探しました。脱走にすぐ気づいたときは、庭のガレージの中に停めてある車の下に隠れていたこともありました。
絶対に敷地外に出てしまったと思い慌てて遠くまで探しに行きましたが、何回か脱走し捕獲したうちのほぼすべてが敷地内にいるところ発見してのものでした。
完全室内飼いの猫が脱走してもそう遠くには行かない!まずは庭などの敷地内、ウッドデッキの下や車の下など猫が好んで隠れそうな場所を探してみよう🙂
敷地内にいなければ、半径100メートルくらいのところを探す
敷地内をくまなく探してもいないようなら、半径100メートル前後の自宅付近を探してみます。
先程も言ったように、外に出たことがない猫は飼い主が思っているより遠くへは行きません。もちろん何かに襲われたり、他の猫に追いかけられてしまった場合は遠くへ行ってしまっている場合もあります。
何度か脱走したうちの飼い猫ですが、どのケースも自宅から目の届く範囲の場所で見つけることが出来ました。
敷地内にいなくても自宅から目の届く範囲にいる可能性が高いので、可能であればご近所さんにも「うちの猫庭などで見かけませんでしたか?」と聞いてみるといいでしょう。
猫が脱走してしまった時に探すコツ
それでは次に探し方のコツです。
飼い猫が逃げてしまうと飼い主はパニックになりがちですが、脱走した猫本人もパニックや興奮状態になっていることが多いです。その状態の飼い猫を捕まえるのは、想像しているよりかなり大変なこと。
コツや注意点を知っていれば、スムーズに捕まえることができます。
優しい声で名前を呼びながら探す
猫は耳が良いので、飼い主の呼び声には反応します。思いがけず脱走してしまった場合などは、猫も不安になっていることが多いので飼い主の声を聞いて寄ってくることも多いです。
そこで大切なのが、優しい声で名前を呼ぶこと。
ついつい遠くまで聞こえるように大きな声で名前を呼んだり、また焦りの気持ちから怒ったような声で名前を呼んでしまうと近くにいても怖がって姿を見せてくれません。
焦る気持ちは抑えて、優しい声で猫ちゃんの名前を呼びながら探そう🐈
玄関やウッドデッキなどに餌を置いておく
しばらく探しても見つからないときは、玄関やウッドデッキなど猫が戻ってきそうな場所にいつも食べている餌や水を置いてみましょう。
猫は数日食べなくても死なないとは聞きますが、やはりお腹が空けば自宅に戻ってきて餌を求める可能性は高いです。我が家は基本ドライフードをあげていますが、たまにご褒美としてウエットフードをあげることがあります。
これが大好物なので、どうしても見つからないときはウエットフードを入れる陶器の入れ物をスプーンで叩くと出てくることもありました(笑)
飼い猫を脱走させないための対策
脱走してしまった際の探し方について書いてきましたが、1番大切なのは脱走させないことですよね。
脱走させないための対策、そして万が一脱走してしまったときにしておいて良かったと思ったことがいくつかあるのでお伝えしていきます。
網戸にする際はストッパーを付ける
我が家の猫が脱走してしまった原因のほとんどが網戸からの脱走です。
網戸は軽いため、猫が開け方を覚えてしまい自分で開けて脱走してしまうことがあるんです。とはいえ暑い夏、網戸にしないで閉め切って過ごすのは無理・・・😂😂
そこで網戸からの脱走を防ぐため、網戸にストッパーがつけられる商品があるんです!
こちらの商品は本来は子供が網戸を勝手に開けてしまうことを防ぐためのストッパーですが、猫の脱走防止にも使えます。
娘も力がついてきて自分で網戸をこじあけようとすることがあるので、猫&娘の脱走防止としてこの夏は大活躍しそう😊また取り付けてみたレビューなど投稿したいと思います。
首輪に鈴をつけておく
我が家は2匹猫がいるのですが、1匹は鈴をとても嫌がるためしていません。しかし鈴を嫌がる方の猫は、脱走しても絶対に庭から出ずに玄関でおとなしくしているので特に鈴が必要だなと思ったことはないです。
しかし鈴をつけている方の猫は、よく脱走をして敷地外に出てしまうこともあるため、絶対に鈴のついた首輪しか選びません。
夕方など暗くなってから脱走してしまうと、なかなか探すのも難しくなります。しかし鈴をつけていれば、猫が動くと「チリンチリン」と音がしてすぐわかるため、「あの辺りにいる!!」というのがすぐわかります。
どうしても嫌がる場合は仕方がないですが、脱走したときに鈴がついていると格段に探しやすくなるため鈴付きの首輪をおすすめしたいです。
どうしても見つからないときは
どこを探しても見つからず時間が経ってしまった場合
- 保健所に連絡する
- 最寄りの警察署に連絡する
- 最寄りの動物病院に連絡する
- ビラを作成し配ったり、許可をとってコンビニなどに貼ってもらう
など次の手を打つ必要があります。保健所や警察署に保護されていないか確認したり、連絡先を入れたビラを作るのも有効的です。
特別な技術がなくても、canvaならテンプレートもたくさんあり無料で捜索ビラを作ることができます。
また友人の体験談なのですが、飼い猫が脱走してしまい1週間以上たち諦めていたところ、いつも通っている動物病院から「お宅の猫ちゃんに似た猫ちゃんを保護している」と連絡があり、行ってみたところ自分の猫だったということがあったそうです。
車に轢かれて瀕死の状態のところを、通りかかかったドライバーさんが拾ってくれて「飼い主が見つかるまでこの1万円で治療してあげてください!」とお金を置いていってくれたんだとか😂😂
猫ちゃんは後遺症は残ってしまったものの元気になり、ドライバーさんの連絡先も動物病院が聞いてくれていたのでお金も返しお礼も出来たみたいです。
このような例は稀かもしれませんが、怪我をして親切な人が動物病院に連れて行ってくれている可能性もありますので動物病院にも連絡をいれておきましょう。
これからの季節暑くなってきて網戸にする機会も増えてきます。飼い猫が脱走するリスクが高まる季節ですので、充分に脱走対策をしておきましょう。