あなたの人生で大切なものは何でしょう。「健康」「お金」「時間」「人(つながり)」「自己成長・自己実現」……。
読書はこれら全てを与えてくれます。
読んだら忘れない読書術 22ページより引用
あなたは読書をすることで、本当に本の価値を最大限に引き出せていますか?
- 本を読むのは好きだが、読み終わったらすぐ内容を忘れてしまう人
- 読書なんて意味がない、知りたいことはネットで調べればいいと思っている人
- 自分に合った本の選び方を知りたい人
この本を読み終わった時、あなたの読書はあなたにとって最高のものとなることでしょう。
本を読んでも記憶に残らなければ意味がない
この本はタイトルの通り読書をする際、した後にどのようにすれば読んだら忘れない読書になるのかの方法が書かれています。
本書の冒頭で著者の樺沢紫苑さんは
覚えていない読書は知識として定着していないということであり、厳しいようだがその読書は何の約にも立っていないことと同じだ
と言っています。
本を読むだけで「いい勉強になった」「知識が身についた」と満足してしまい、あとで本の内容について質問された時に的確に答えられないことが多くありませんか?
インプットとアウトプットは表裏一体
本を読むという行為は情報をインプットするということです。勉強でも同じことがいえますが、ただ知識や情報をインプットするだけでは全く成績は伸びません。
教科書や参考書を読む(インプット)
↓
参考書を解く、テストを受ける(アウトプット)
この繰り返しで、インプットしたことが知識として吸収できるようになり成績アップにつながっていきますよね。
読書も読んで終わりでは内容を忘れてしまうことが多く、後々どんな内容だったか詳しく説明を求められても出来ないことも多々ありますよね。
そこで作者が重要と言っていることがアウトプット。
脳科学研究に基づくデータによると、本を読んでから1週間以内に3回アウトプットすると記憶に残ると言われています。
いえいえ!そんなことはありません。この本には簡単にアウトプットができる具体的なやり方が書いてあります。
- 本を読みながらメモ、マーカーで線を引く
- 本の内容を誰かに教えたり、勧めたりする
- SNSで本の名言などをシェア
- 書評やレビューを書いてみる
これなら簡単にアウトプットができそうです。私も早速読み終わった後、Twitterでこの本のことをつぶやきました。
そして本が好きな友人にこの本を勧め、このレビューを書いて3回目のアウトプットになります。
スキマ時間のスマホはやめよう
この本を読み終わって真っ先に実践してみようと思ったのはこれです。
- 毎日忙しくて本を読んでる時間がない
- 家事も育児もブログも書きたい、でも本も読みたい!
本が好きだけど読んでる時間がない、そう思っていましたが【読んだら忘れない読書術】の中では読書はスキマ時間にすることをオススメしています。
- 通勤、通学中の電車内
- 病院での待ち時間
- お昼休憩
- こどもがお昼寝している時間
こんな時間があると、私はついついスマホをいじってネットを見たりTwitterを見たりしてしまっていました。
でもこのスキマ時間を集めると、1日1時間以上は読書にあてる時間が確保出来るということに気が付きました。
最近ではこうしたスキマ時間にスマホを触ることはやめて、読書の時間にあてています。
ちなみに「15分」という時間が人間が極めて高い集中力を維持できる時間なんだそうです。15分ずつでもスキマ時間を見つけて読書をすることで、思っているよりも本を読み進めることが出来ますよ♪
本は汚して読んでいい!
読書をする時に本を綺麗に読みたいという思いがあり、マーカーで線を引いたり書き込みをしたりしてきませんでした。
しかし【読んだら忘れない読書術】の中では
- 蛍光マーカーで線を引く
- 気になる箇所に付箋を貼る
- 書き込みをする
など手を動かしながら読むことで、脳が何倍にも活性化され本の内容が記憶に残りやすくなると書かれています。
よく考えてみれば、学生時代教科書や参考書にはマーカーを引いたり書き込みをしたりよくしたものです。
まとめ
私は気になる本があると図書館で借りたりせずに購入して読書をしています。
せっかくお金を出して買ったのであれば、ただ読むだけではなくしっかりと知識として自分の中にインプットしたいなと感じていたので【読んだら忘れない読書術】と出会えて良かったなと思っています。
本を読むということは、知らない知識を得られたり新しい世界の扉を開いてくれるキッカケにもなってくれます。
読書は「最後の切り札」です。
あなたの人生を変える、最後の、そして「最強の切り札」。
読んだら忘れない読書術 P248より
読んだら忘れない読書術を読んで、あなたの読書をもっと有意義なものにしてみませんか?