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親子ローンのせいで住宅ローンが組めない?払っていない、住んでもいない家のせいで住宅ローンが組めない事態になることも

うちの旦那は住宅ローンが組めません。

なぜならもうすでに1本住宅ローンを組んでいたから&親の不動産経営の連帯債務者になっていたからです。

この記事は

  • これから結婚しようと思っている相手がいる人
  • 結婚したら絶対自分の家を持ちたい人
  • 親が家を建て替えたいから判子を押して欲しいと言われている人

が、私と同じように夢を諦めざるを得ない状況になって欲しくないという思いから書いています。

この記事を書いてから約一年、色んな方法を模索した結果条件付きではありますが無事住宅ローンを組むことが出来ました。経緯など詳しくはおうちブログの方に書いてますので興味のあるかたは読んでみてください。

住宅ローンが組めなかった理由

うちの旦那が住宅ローンが組めなかった理由は、旦那の実家を新築した際の連帯債務者になっていたからです。

また義両親がやり始めたアパート経営の連帯債務者にもなっていました。結婚してすぐにどちらも私に相談なくハンコを押したようですが、旦那いわくこんな大事になると思わなかったとのこと…。

結婚したばかりとはいえ、奥さんに内緒で実印持ち出してハンコ押すことがもう大事だと思いませんか?笑

旦那は連帯債務者になったというつもりはまるでなく、義両親からは自分たちの収入では借りたい額が借りられないから名義だけちょっと貸して欲しいと言われたそうです。

旦那にしてみれば、実の親からの頼みであり助けてあげようと思って判子を押したのだと思います。

しかし実際には旦那は連帯債務者であり、返済しているのは義両親ですが住宅ローンをもうすでに1本組んでいる状態になっていました。

結婚したら自分の家を建てて終の棲家にする、幼い頃からずっと思い描いていた夢が崩れ落ちた瞬間目の前が真っ暗になりました。

また別の話になりますが、大○建託やレオパ○スなどのアパート経営を無知な人が行うことはかなり危険です。

サブリースの仕組みを理解していても、不動産投資利回りのことまでしっかりと理解している人って少ないのではないでしょうか?

いずれにしても親や親戚がやりたいと言い出したら、まずは止めて不動産投資利回りについてやサブリース契約についてしっかりと理解しているか確認したほうがいいです。

結婚前に旦那に伝えておけばよかったこと

先程も言いましたが、私は小さい頃から結婚したら自分の家を建てるのがささやかな夢でした。

実家は築何十年の古民家、武家屋敷のような家です。

キッチンも古いしお風呂も古い。いつか私は自分の家を建てて、理想の空間で暮らすんだ。そんな風に思って生きてきました。

今回家を建てようと計画中に住宅ローンが組めないことが発覚し、いくつか後悔していることがあります。

家を建てるのが夢だということをきちんと旦那に伝えればよかった

「いつか家を建てたいね」

結婚したばかりの時はアパート暮らしでしたので、こんな会話を何度もしていました。

しかし

「小さい頃から自分の家を建てるのが夢なの」具体的な夢や希望を旦那に伝えていませんでした。

結婚が決まった時から、結婚したらこうしたい!という具体的な希望をきちんと伝えておけばよかったです。

そうすれば親の家を建てる話が出たときに、私たちのほうが先に建てたいという話になっていたかもしれません。

夫婦のルールを決めておけばよかった

旦那が義両親のために判子を押したのは、結婚した後の話です。

ショックだったのは義両親からも旦那からも一言の相談も無かったということ。

大切なことを決める時はパートナーに相談する。

当たり前の事だと思っていましたが、自分の親の言うことだから間違いないと奥さんに相談せずに決めてしまう人もいます。

結婚した時にきちんとこういう時はこうしようね、というルール作りをしておけばよかったです。

これから結婚する人へ伝えたいこと

男性へ

  • 結婚してから何かを決める時は、一言奥さんに相談しましょう
  • 親が家を建て替える時に名義を貸すと、自分が住宅ローンを組めなくなる可能性があります
  • 誰かに頼まれて判子を押す時は、自分がどんな立場に置かれるのかを必ず確認してください

女性へ

  • 結婚を決めたら2人のルールを明確に決めておいた方がいいですよ
  • 家を建てるという夢がある人は、結婚相手に借り入れが無いかしっかり確認して下さい
  • これ以外の理由でも住宅ローンが組めないことがあるので、家を建てたい人は今から勉強しておいた方がいいと思います

まとめ

住宅ローンが組めないと言われたときは本当に目の前が真っ暗になりました…。定収入だから身の丈の額を借りて小さな家に住もうと思っていたのに、スタートラインにも立てませんでした。

家を建てるだけが全てではないし、貯金を加速させるには住宅ローンなんて足かせかもしれません。

しかし子供の頃から漠然と描いていた「家を建てる」という夢が、まさか配偶者のせいでなくなるとは思いもよりませんでした。

先程も書いたとおりこの問題は解決済みで(実際には住宅ローンが借りれたというだけであって、この事件は夫婦間の溝を深くしましたが)おうちブログの方にも書いている通り、とりあえず家は建てられます。

ただ低金利の今ネット銀行など魅力的な銀行がたくさんありましたが、借りられる銀行を選ぶ余地がなく結局金利の高めの銀行で借りることになってしまいました。

当たり前のことかもしれませんが

  • 夫婦間で隠し事はしない
  • 親の頼みでも簡単にお金を貸したり借りたりしない
  • 親の保証人・連帯保証人などはよっぽどのことがない限りなってはいけない

このあたりは結婚相手に絶対しないでねと念押ししておいたほうがいいですよ。

これから結婚を考えている方、もう一度パートナーと将来設計について話し合ってみてはいかがでしょうか。