家計管理

固定費を削減するために必要な4ステップ

正しい家計管理の中でも散々謳われているのが、管理不能支出=固定費を見直して減らしていきましょうということです。

食費などを一生懸命やりくりして1,000円減らすよりも、固定費の無駄を見つけてそれを削減したほうが効率がよく楽だからです。

私も食費や子供費を削減するよりも、まずは固定費の無駄を見つけそれを辞めていった方が効率がいいなと感じたので早速固定費の見直しにとりかかりました。

そこで今回は固定費を削減するために必要なことを、4つのステップに分けて説明していきます。

ステップ1 通帳の記帳をする

家計管理が苦手な人って、通帳の記帳をほぼしないor全くしない人が多いのではないでしょうか。

私も以前は引き落としの多い夫の通帳の記帳は(たまに)していましたが、自分の通帳の記帳に関してはほぼしていませんでした。

そこでまず、引き落としのある口座の通帳は全部記帳して何が引き落とされているかの確認を行いました。

記帳をすることでお金の流れが目に見え、いつ・何が・どこから・いくら引き落とされているのかがよくわかりました。我が家の場合記帳することで気付いたことがいくつかありました。

[box class=”box28″ title=”記帳して気付いたこと”]

  • 車の保険料が高い
  • インターネット代が超高い
  • 旦那がクレジットカードで知らない買い物をしていた
  • 旦那が給料から手渡してくるお金を差っ引いていた

[/box]

旦那の不正が2つ発覚しました(笑)

以前わが家では給料が入る→引き落とされるであろう額を残して旦那がキャッシュカードを使い生活費を降ろしてくる→私に手渡しという方法でお給料を渡してもらっていました。

しかし旦那は少し多めに降ろしてその端数をポケットマネーにしていたことが発覚しました。数千円の時もあれば1万以上のときも。

そしてカードの引き落とし額が高く問い詰めた所、ゲームで課金したりタバコをクレジットカードで買ったりしていたことが発覚。

以上のことからキャッシュカード&クレジットカードは没収し、私が一律して家計を管理することになりました。もちろん旦那は反省し、私がカードを預かることも快諾してくれました。

そして車の保険料とインターネット代が高いということに気づきました。特にインターネット代は思っていた以上に高く、内訳を取り寄せて調べた所加入時のキャッシュバックキャンペーンでつけたいらないオプションが4,000円分もついていました。

そこですぐ手続きをしオプションを外すことで月4,000円、年間で48,000円の固定費削減に成功しました。

[say img=”https://nekoweblog.com/wp-content/uploads/2018/01/20180105103908.jpg” name=”にくきゅう”]記帳することでお金の流れが明確に!いらないのに支払っているお金もあったし、旦那の不正も発覚(怒)[/say]

ステップ2 その他毎月固定的に支払っているお金を書き出す

固定費はなにも銀行引き落としされているものばかりではありません

毎月払込用紙を使い支払っているもの、現金で支払っている月謝など固定的に支払っているものを書き出して行きます。

我が家の場合【正しい家計管理】の中にもありましたが、光熱費は毎月額は違えど必ず出ていくものですので1年の平均値を出して固定費として書き出しておきます。

[box class=”box28″ title=”その他固定費”]

  • 保育料
  • 光熱費
  • 習い事の月謝など

[/box]

書き出してみると意外と毎月固定的に支払っている額が多いことに驚きました。

この中で減らせるor辞められるものはあるだろうか?と検討してみました。

ステップ3 クレジットカードの明細を確認する

通帳を記帳することでクレジットカードの引き落とし額は分かると思うのですが、その内訳までは通帳では分かりません。

今はペーパーレス化が進んでいるのでクレジットカードのサイトから確認できたり、愛用している楽天カードではアプリからクレジットカードの使用内訳を確認することが出来ます。

私場合

  • 楽天カード
  • dカード

の2つをメインで使っていたのですが(今はdカードは解約して楽天カード1本です)、dカードにmopita324円という謎の引き落としが毎月あることに気が付きました。

少額なので気が付かなくて放置していたのですが、調べてみるとスマホのキャリアがドコモだった時に課金していた絵文字アプリがもう使っていないのにずっと継続して引き落とされていました(´;ω;`)

スマホがドコモだったのはもう4年以上前ですので、最低でも324円✕4年=15,552円も使っていないアプリにお金を支払っていたことに…。

こうやって定期的にクレジットカードの明細を確認することで、継続課金の引き落としだったりいらないオプションの引き落としだったりを排除することができます。

[box class=”box28″ title=”クレジットカードの明細を確認して削減できた費用”]

  • dカードのアプリ課金324円/月
  • 楽天カードから引き落としされていた、楽天マガジン使用料410円/月

[/box]

両方数百円の削減ではありますが、年間に換算すると約9000円の削減です。

継続課金にしたものって結構忘れがちなので、削減できるものはあるかどうかよく確認してみて下さい。

ステップ4 1〜3で支払っていることが分かった固定費で削減できるものがあるか再検討する

記帳からはじめ、改めて固定費を洗い出してみると「こんなに支払っているのか・・・」とびっくりしてしまいました。

途中で使ってないスマホアプリのお金など削減できるものを見つけたりしましたが、もう1度1〜3で洗い出したものを確認して減らせるor削除できるものはないかを再検討してみます。

保育料や車のローンなどは減らしたり失くすわけにはいかないのですが、通信費がスマホ2台+ソフトバンク光で25,000円と高額だったのでとりあえず私のスマホだけ格安SIMのmineoに変えることにしました。

これだけでスマホの割賦金抜きにしても通信費−4,000円程度に!

毎月の支払いだけでお金がぜんぜん手元に残らない・・・そう感じているのなら、ぜひ一度固定費の見直しを行ってみて下さい。

引き落とされているからといって当たり前に支払っているものが、実は無駄だったり全く必要ないオプションだったりすることもあります。家計を見直したいならまずは固定費の見直しから、これはどの家庭にも言えることです。食費を減らしてひもじい思いをしたり、お小遣いを減らしてストレスを貯めるその前に固定費の削減に取り組んでみて下さい(*^^*)