家計管理

正しい家計管理に学ぶ、家計簿をつけると分かる2つの大切なこと

先日TSUTAYAで立ち読みをしていると、「正しい家計管理」という本を見つけました。

表紙もシンプルで難しそうですが、手にとって少しページをめくってみるととても勉強になりそうだったので購入して最初から最後まで読みました。

私にとって家計管理や貯金についての意識を変える運命の1冊になりそうです。

正しい家計管理を読んで改めて考えた家計簿をつけるとわかる大切な2つのことについてまとめてみました。

1ヶ月の予算の目安

ひと月の世帯収入はだいたいいくらですか?固定費は?生活費は?

急に聞かれた時に答えられますか?家計簿を毎月つけている人ならおそらくすぐに答えられると思います。細かい数字までは分からなくても、だいたいいくら収入があって最低限いくらあれば1ヶ月生活出来るなって金額が家計簿をつけていると分かります。

収入が低いことよりも、実態が見えていないことのほうが怖いと私は思います。

正しい家計管理 17ページより

正しい家計管理のこのフレーズを読んだ時、まさにこの通りだなと思いました。収入が低くても、家計の実態を把握して予算を組んできちんと使っていれば贅沢は出来ないかもしれませんが家計をうまく回していくことができます。

しかしどんぶり勘定を続けていれば、いつか家計は破綻するでしょう。

どんな家計簿本や家計管理の本を読んでも、ひと月の予算を組みましょうというページが必ずあると思います。無理な予算を組んでも続かず、結局家計管理はあいまいにどんぶり勘定でいいやとなってしまうことに…。

1ヶ月でも家計簿をつけてみることで、いくら収入があり費目ごとにいくら支出があるのかだいたいの目安が分かります。

家計簿は自分のつけやすいものを使うのがオススメです。手書きのものでも、Excelで自作してもいいと思います。まずは1ヶ月続きそうな家計簿でチャレンジしてみましょう。

家計における価値観がわかる

家計簿をつけていると、1ヶ月どんなことにどれくらいお金を使っているのかが見えてきます。

家庭の価値観が反映されるのが「支出なのです」

正しい家計管理 15ページより

このページの中で10万円の使い道について書かれているのですが例えば

  1. 10万円のうち5万円を食費、5万円を家族の娯楽に使う家庭
  2. 10万円のうち10万円全てを食費に使う家庭
  3. 10万円のうち3万円を食費、7万円を子供の教育費に使う家庭

どれが正しいお金の使い方か?と聞かれたら、どの使い方もその家庭にとっては価値のある正しい使い方なのだと思います。

1の家庭では家族との娯楽を大切にしたいという価値観、2の家庭ではおいしいものにお金をかけたいという価値観、3の家庭では食費は抑えてその分子供の教育に力を入れたいという価値観が見えてきます。

ちなみにわが家では、子供はまだ2歳前で小さいですがオムツ代の他に子ども費として1万円の予算を設けています。

多すぎるのでは?と思う方もいるかもしれませんが、わが家では子どもの絵本や洋服にお金をかけてあげたいという思いが家計簿に反映されています。親バカですが他の部分を少し抑えてでも、予算に収まる程度に娘にお金を使っています。(使い切らないことの方が多いので、残ったら娘の口座へ貯金しています)

家計簿をつけてみると、自分でも知らなかった家庭のお金に対する価値観が見えてくると思います。

ズボラな私でも続けられたオススメ家計簿

以前使いやすい家計簿がなかったので、OpenOfficeで家計簿を自作した記事を書きました。

使いやすい家計簿がなかったのでOpenOfficeで家計簿を自作しました ※ダウンロードOKです♡あきの家計簿を読んで手書きで家計簿をつけていましたが、めんどくさがりな性格が仇となり段々面倒くさくなってきてしまいました。 書くこ...

この家計簿は「あきの家計簿」という本を参考にアレンジして自分が使いやすいように作ってみました。あきの家計簿はイラストや写真も多く読みやすいので家計簿初心者にとてもオススメです!

1日1行でも大丈夫だし、レシートを取っておいて時間のある時にまとめて家計簿をつけるだけでOKです。迷いがちな費目の設定についても分かりやすく書いてありますので、全く家計簿をつけたことがない人でも抵抗なく家計簿に取り組めると思います。

もちろんこれは私のオススメですので、市販の家計簿や自分がこれなら続けられる!という家計簿を見つけたらまずはしっかり1ヶ月つけてみてください。

家計簿をつけることは家計管理の第一歩です。これから家計管理に取り組みたい人は、まず家計簿を1ヶ月でもつけて予算の目安・家計の価値観を見つけてみましょう!